写真・図版
展示された常磐線の機関車を撮影する参加者=2024年10月13日午後1時44分、水戸市、古庄暢撮影

 JR水戸駅に隣接する水戸統括センターで13日、かつて常磐線や水郡線を走っていた往年の機関車を展示するイベントが開かれ、鉄道ファンでにぎわった。

 JR東日本水戸支社が、日本で初めて新橋―横浜間に鉄道が開業した10月14日にちなんだ「鉄道の日」にあわせ、この連休に企画した。会場には、常磐線の寝台特急「ゆうづる」の客車の牽引(けんいん)や貨物輸送などに使用していた電気機関車のほか、水郡線で砕石の輸送を担っていたディーゼル機関車など計4両が展示。参加したファンは、写真を撮ったり、間近に寄って機関部を観察したりしていた。

 土浦市の公務員の男性(27)は「普段はもう見られない機関車を見られて、とても幸せでした」と笑顔だった。(古庄暢)

共有